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加速度がパス動作の経路に影響する場合

デンソーロボットは、速度を設定すると自動的に、速度の2乗を100分の1した加速度と減速度が設定されます。

SPEEDコマンドを使用した場合も、同様に加速度と減速度が設定されます。

ロボットが自動的に設定した加速度を使用し、パス動作を行なう場合、動作経路は常に一定です。下図に、速度を60%と80%に設定した例を示します。

加速度を設定するときは、パス動作の経路変化に伴う衝突などの危険がないことを確認してください。

任意に加速度を設定すると、動作経路が変化します。下図では、速度60%の設定に対し、加速度と減速度の両方を100%にした場合と、10%にした場合を示します。

パス動作の減速途中で、瞬時停止を行ない、次に動作を再開すると、次のステップの指令値に動きます。速度と加速度、減速度が低いときは、注意してください。

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