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ID : 109

On Error

機能

エラーレベル1のエラー発生時の処理ルーチンを指定します。

構文

On Error 処理

指定項目

処理
エラーの発生したときの処理を指定します。"Resume Next"または"GoTo ラベル名"、"Goto 0"を指定します。

解説

このステートメントが実行された後のステートメントでエラーレベル1のエラー発生したときにプログラムを停止することなくエラー処理します。

On Error GoTo 0 でエラー処理を無効にします。

エラー処理の指定はプロシージャ内のみで有効です。

処理指定 エラー処理内容
Resume Next エラーが発生したステートメントは実行せず、次の行を実行します。
GoTo ラベル名 エラー処理ルーチンのラベル名を指定します。
GoTo 0 エラー処理を無効にします。

関連項目

Resume、 GoTo、 エラーレベル1、 エラー処理ルーチン、 エラー処理の例

注意事項

  • エラー処理の指定はプロシージャ内でのみ有効です。"エラー処理の例"参照
  • 特権タスク、操作盤内で発生したレベル1、2のエラーはレベル3として処理されます。ただし、On Errorを記述する場合はレベル1で扱い、On Erroで指定した処理を実行します。

用例

'!TITLE "エラー発生時に指定したラベルの処理を実行"
' エラー発生時に警告文を表示
Sub Sample_OnErrorGoTo

  Dim aaa As Integer
  
  'エラー処理ルーチンはLABEL1
  On Error GoTo LABEL1 
  
  aaa = "test"  ' この処理でエラー発生

  ' エラー時はその行を実行せず次の行へ
  On Error Resume Next 

  aaa = "test"  ' この処理でエラー発生

  ' エラー処理ルーチン無効(エラー発生します)
  On Error GoTo 0 

  aaa = "test"  ' この処理でエラー発生
  
  Exit Sub

LABEL1:

  ' メッセージ出力ウィンドウに警告文を表示
  PrintDbg "Error Occurred !!"
  Resume Next

End Sub

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