DESTTRN  (システム変数)


現在の動作命令目標位置をT型で取得します。
ロボット停止時は、現在の位置(指令値)を取得します。


DESTTRN


直前の動作命令の目標位置が、T型データの形式で格納されています。システム変数で取得できるので、ローカル変数やグローバル変数などで、他のプログラムとデータの受け渡しを行なう必要がなくなります。
各軸エンコーダの検出値から検出された位置を取得する場合は、CURTRNを使ってください。



動作停止命令(「INTERRUPT ON/OFF」参照)が入力されて動作が停止したときは、停止位置が取り込まれます。
例:
INTERRUPT ON
MOVE P, T1   ←動作中に割り込み信号ON
INTERRUPT OFF
T2=DESTTRN
T1=T2にはなりません。T2は停止位置になります。


DEFPOS lp1, lp2
MOVE P, @P lp1, NEXT
lp2 = DESTTRN+(100, 10, 10)
'この場合DESTTRN = lp1です。