CURTRN  (システム変数)  【SLIM準拠】


ツール座標系での現在位置をT型データで得ます。


CURTRN


各軸エンコーダの検出値から検出される現在のツール座標系での位置がT型データの形式で格納されています。
ロボットが動作中の場合、この命令を実行した時点での値が取得されます。
目標ポーズを取得する場合は、DESTTRNを使ってください。



マシンロック運転中は各軸のエンコーダ値で検出した関節角度ではなく、仮想的な関節角度(指令角度)となります。


DEFTRN l+1, l+2
l+1 = CURTRN
'現在のツール座標系での位置をl+1に代入します。
l+2 = *
'現在のツール座標系での位置をl+2に代入します。