CURPOS  (システム変数)  【SLIM準拠】


ツール座標系での現在位置をP型データで得ます。


{CURPOS|*}


各軸エンコーダの検出値から検出される現在のツール座標系での位置がP型データの形式で格納されています。
ロボットが動作中の場合、この命令を実行した時点での値が取得されます。
目標ポーズを取得する場合は、DESTPOSを使ってください。



マシンロック運転中は各軸のエンコーダ値で検出した関節角度ではなく、仮想的な関節角度(指令角度)となります。


DEFPOS lp1, lp2
lp1 = CURPOS
'現在のツール座標系での位置をlp1に代入します。
lp2 = *
'現在のツール座標系での位置をlp2に代入します。

6軸
lp1 = CURPOS + (100, 200, 0, 10, 10, 0)
'現在のツール座標系での位置 + (100, 200, 0, 10, 10,
'0)をlp1に代入します。

4軸
lp1 = CURPOS + (100, 200, 0, 10)
'現在のツール座標系での位置 + (100, 200, 0, 10)を
'lp1に代入します。