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ID : 7341

MC_WriteAxesGroup

ロボット変数の内容をロボットコントローラに送信します。また、ロボットコントローラの外部速度を変更します。

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特殊

入出力変数

変数名 データ型 有効範囲 入出力条件
AxesGroup eRC_AxesGroup -
ロボットグループ
ユーザー定義型のロボット変数 (構造体 : eRC_AxesGroup) を指定します。
OutAddress ARRAY[0..63] of DINT -
EtherNet/IP 出力タグ
EtherNet/IP通信設定で生成した出力タグを指定します。

入力変数

変数名 データ型 有効範囲
Override INT 1 ~ 100
外部速度
外部速度を指定します。単位は"%"です。

出力変数

変数名 データ型 / 説明
Error BOOL
エラーの有無
TRUE : このAOIが異常終了した。
FALSE : このAOIが正常終了した。
ErrorID INT
エラーの発生元
2800 : PLCのプログラムでエラーが発生。
2801 : ロボットコントローラでエラーが発生。
ErrorIDEx DINT
エラーコード
エラーの内容を特定する番号です。
詳細は、「エラーコード一覧」を参照してください。

機能説明

ロボット変数 (構造体 : eRC_AxesGroup) の内容をロボットコントローラに送信します。

実際には、ロボット変数 (構造体 : eRC_AxesGroup) の中にある、変数"Cmd"を、ロボットコントローラへ送信します。

OutAddressには、EtherNet/IP通信設定で生成した出力タグを指定します。(下図の例は、「DN_Robot_EIP:O.Data」を選択。)

EtherNet/IP通信の設定方法は、Command-Slave活用ガイド_Rockwellの「ハードウェアコンフィグレーション」を参照してください。

注意事項

Command-Slaveの他のAOIで更新された、変数"Cmd"(*1) の値は、このAOIでロボットコントローラに送信します。変数"Cmd"の値がロボットコントローラに送信されないと、ロボットを制御できません。
したがって、このAOIはプログラムの最後に配置してください。

*1 : 変数"Cmd"は、ロボット変数 (構造体 : eRC_AxesGroup) の中にある変数。

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