ID : 5539
#Pragma Optimize( "wait-idling-time" )
機能
タスク単位でWaitコマンドの休止時間を設定します。
構文
#Pragma Optimize( "wait-idling-time", 時間 )
指定項目
- 時間
- Waitコマンドの休止時間を、1から1000までの整数で指定します。単位は"ms"(ミリ秒)です。
解説
複数のタスクで同時にWaitコマンドを実行すると、コントローラの処理が高負荷状態になり、円滑に処理が進まないことがあります。その場合は、本コマンドを用いて、タスク単位で休止時間を調整することで、コントローラ全体の処理負荷を軽減し、円滑に処理できるようにすることが可能です。
関連項目
注意事項
-
用例
' Waitを用いた条件待ちにおいて、Pro1のI/O待ちを優先し、
' その他のPro<n>は負荷軽減のために100ms程度の休止時間を設定する
'Pro1.pcs
Sub Main
Wait IO[128] = ON
End Sub
'Pro<n>.pcs
#Pragma Optimize( "wait-idling-time", 100 )
Sub Main
Wait I[0] = 1
End Sub
ID : 5539