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調整方法

概要

プログラムを実行し、ねらい通りの結果が得られない場合は、「力制御モニタ画面」の結果を参考にして、パラメータを調整します。

  • 調整時は、「目標制御力」と「電流制限値」を最初に設定してください。
  • パラメータ調整は、ティーチングペンダントでもコマンドでもできます。併用すると、混乱により誤った設定を行う恐れがありますので、どちらかに統一して実施することをお勧めします。

調整手順

1

基本画面-[F2 アーム]-[F2 力制御]を押します。

「力制御モニタ画面」が表示されますので、結果を確認し、パラメータの調整項目を決めます。

「力制御モニタ画面」に表示される項目の詳細は以下の表を参照してください。

項目名 詳細
制御力 エンコーダ値を基に、ロボットがどれくらいの力(受けている外力+外力を受けていない状態のロボット制御に必要な力)で制御しているかを、位置と姿勢で表示します。
偏差 各軸ごとの現在位置と、目標位置との偏差をグラフに表示します。
ピーク値クリア [制御力]および[偏差]に表示されているピーク値をクリアします。

 

各グラフの見方については、左右両端の位置が最大および最小を示しています。中央に表示されている数値が、現在の値です。

2

「力制御モニタ画面」の[F6 設定]または、[F12 詳細設定]を押し、「力制御設定画面」または、「力制御詳細設定画面」を開きます。

ステップ1で決めたパラメータを設定します。

3

再度、プログラムを実行して、結果がねらい通りになっているかを確認します。

結果がねらい通りになるまで、ステップ1,2を繰り返します。

 

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