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ティーチチェックモードによるプログラム起動
ティーチングした結果のプログラムの動作を手動で検査することをティーチチェックといいます。ティーチチェックは、ティーチチェックモードで行ないます。
ティーチチェックモードにする
プログラムを選択する
ステップ送り
プログラムを1ステップごと実行します。
1
デッドマンスイッチを押します。モータ電源が入ります。
マシンロック状態になっている場合は、ロックを解除してください。
マシンロックが解除されていないとモータ電源が入りません。
2
[F6 ステップ送り]を押します。
3
画面右側にシステムメッセージが表示されます。システムメッセージの各項目については以下のとおりです。
- ステップイン : コール先のプロシージャの中も一行ずつ実行します。
- ステップオーバ : コール先のプロシージャを一度に実行し、次のステップへ移動します。
- リピート : このオプションを[ON]にした場合、[OK]ボタンを放すと[ステップ送り]ウインドウが表示されます。
連続してステップ送りを実行する場合に便利です。
4
次の1行のステップ送りを実行するには、デッドマンスイッチを押しながら[OK]を長押しします。
5
ステップ送りの行を実行中に[OK]を放した場合は、一時停止の状態になります。
ティーチチェックモードでは、デッドマンスイッチと[OK]を同時に押している間のみプログラムが実行されます。いずれかのボタンを離すとロボットは瞬時停止します。
ステップ送りの命令そのものを取り消し、プログラムを停止状態にするには[プログラムリセット]を押します。
サイクル起動
1
デッドマンスイッチを押します。モータ電源が入ります。
2
[F4 サイクル起動]を押します
3
システムメッセージが表示されます。[OK]を押すとロボットが動きます。
4
サイクルチェックを中止するには[OK]を放すか、デッドマンスイッチを放します。
サイクルチェックの命令そのものを取り消し、プログラムを停止状態にするには[プログラムリセット]を押します。
ティーチチェックモードでは、デッドマンスイッチと[OK]を同時に押している間のみプログラムが実行されます。
いずれかのボタンを離すとロボットは瞬時停止します。
プログラムがサイクル起動され、ロボットが動くと同時に、プログラムリストの反転表示が順に進みます。
プログラムエンドまで実行すると止まります。
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