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自動モードによるプログラム起動
初めて自動モードで運転するプログラムは、速度設定を10%程度にして、運転を始めてください。手動モードやティーチチェックモードでは、自動モードの10%の速度で動くようになっていますが、自動運転では最高速度で動かすことができます。
自動モードにする
1
2
モータ電源を入れる。
マシンロック状態で動作させる場合にはモータ電源を入れないでください。
プログラムを選択する
[プログラム一覧]ウインドウで、自動運転させるプログラムを選択します。
ステップ起動
以下の手順でステップ起動を実行します。
プログラム表示をしながらステップ起動したい場合は、ステップ動作前に[F11 表示]を押してください。
PRO1のプログラムが、自動モードでステップ起動します。
上記の操作を繰り返し、動作を確認しながらプログラムを最後まで実行します。
プログラム確認時はいつでも[非常停止]を押せるようにして運転してください。
サイクル起動
以下の手順でサイクル起動を実行します。
プログラム確認時はいつでも[非常停止]を押せるようにして運転してください。
プログラムエンドまで実行すると止まります。
表示される実行時間はプログラム開始から終了時間までの間であり、ステップ停止・瞬時停止による一時停止時間も含まれています。
連続起動
以下の手順で連続起動を実行します。
プログラム確認時はいつでも[非常停止]を押せるようにして運転してください。
停止方法
ロボット停止操作には、次に紹介する4つの操作があります。ここでは、それぞれの意味と操作方法を紹介します。
サイクル停止
サイクル停止を実行すると、プログラムのEnd Sub命令で停止します。ロボットを連続起動で動かした場合に使用します。
ただしモータパワーは切れません。
ステップ停止
ステップ停止を実行すると、ボタンが押された時に実行していたステップが完了すると停止します。
ただしモータパワーは切れません。
ステップ停止後そのまま再起動操作を行うと、ティーチングペンダントに表示されている現ステップの次の実行行ステップから、ただちに動作を開始します。
瞬時停止
瞬時停止を実行すると、直ちに停止します。
ただしモータパワーは切れません。
瞬時停止後そのまま再起動操作を行うと、中断されたステップの続きから実行されます。
非常停止(ロボット停止)
非常停止を押すとロボットは非常停止します。この場合モータパワーは切れます。
ロボットを緊急停止させたい時に使用します。
非常停止(ロボット停止)後、そのまま再起動操作を行うと、選択されたプログラムの先頭から実行されます。
再起動は、モータをONし、「ステップ起動」「サイクル起動」「連続起動」のいずれかによります。
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