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ロボット使用環境温度設定
概要
ロボットの過負荷判定値は、初期設定では、ロボットの使用環境温度が40℃を基準に設定されています。ロボットが動作する実際の作業環境温度を設定することで、その温度に応じた過負荷判定ができるようになります。
たとえば、40℃よりも低い温度の場所で使用する場合は、その温度を指定することにより、余裕のある過負荷判定値が自動的に設定され、過負荷エラーが出にくくなります。
対象ロボットは、VS-050/060/068/087シリーズ、HSRシリーズ、HSA1シリーズです。
設定方法
使用条件一覧表のNo.78「周囲環境温度」を変更します。
操作方法については、ティーチングペンダント操作ガイドの「使用条件の表示・設定」を参照してください。
使用上の注意
- コントローラ内の電子部品に対する温度の設定でないため、機能を使用した場合でも、パワーモジュール過負荷、モータロック過負荷などが発生する場合があります。
- 周囲環境温度を変更して使用した場合は、メーカ保証外となります。
- 対象ロボット以外のロボットで値を変更しても機能は有効になりません。
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