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T軸ユニット取付け位置の変更

XRシリーズは、T軸ユニットの取付け位置を出荷時の位置から変更できます。

下図の様に出荷時の位置からZ軸+方向に40mm、または80mmに取付け位置を変更できます。

T軸ユニットは、六角穴付M5ボルト4本と、位置決めピン(φ5)2本で取付いています。ソフトウェアのZ軸座標は変更なく使用できます。

ハンドがZ軸可動部に干渉する場合があります。干渉しないことを確認して使用してください。

T軸ユニットを+40mmオフセットして 取付けた例

T軸ユニット固定ボルト

 下記のボルトを外してT軸ユニットを取外してください。

ボルトを緩めると、T軸ユニットが外れて落下するので、手などで支えてください。

R=200mmのボルト位置(4箇所)スリットより六角レンチ(呼び4)を入れてM5ボルトを取外してください。
(M5ボルトはT軸ユニット内で落下しない構造となっています。)

R=250mm,300mmのボルト位置(4箇所)

取付けとボルト位置

オフセット量はZ軸+方向に+40mmもしくは+80mmです。

M5ボルト締め付けトルク:5.9±0.6N・m

T軸ユニットをオフセットしたときのハンド設計上の注意

T軸ユニットをオフセットすると本体がハンドに干渉する場合があります。R軸アーム長によって異なりますので、干渉しないようにハンドを設計、製作してください。

R軸(アーム長)

S(T軸と本体との距離)
200 mm 25 mm
250 mm 75 mm
300 mm 125 mm

作業時にT軸配線を引っ張ったり傷つけたりしないよう、十分注意して作業を行ってください。

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