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ロボットコントローラの設定
Command-Slave機能は、ロボットコントローラソフトウェアオプションの一つです。
Command-Slave機能を利用するには、以下の手順を行う必要があります。
Command-Slave機能のライセンス追加
Command-Slave機能の無償オプションライセンスを取得し、ロボットコントローラに追加します。
Command-Slave起動フラグの設定
Command-Slave起動フラグの有効化を、ティーチングペンダントにて行います。
ポーリング周期の設定
ポーリング周期を短くすることで、ロボットコントローラのコマンドレスポンス時間の短縮が可能です。
必要があれば、ポーリング周期の設定を行います。
ロボットコントローラ起動権の設定
Command-Slave機能を有効化する場合、起動権を「I/O」にします。
外部入力信号(Mini I/O)の設定
「外部非常停止入力」、「自動イネーブル入力」、「防護停止入力」を短絡します。
ティーチングペンダントの設定
ティーチングペンダントのモード切替スイッチを「AUTO」にし、非常停止ボタンを解除状態にします。
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