<< 前へ        次へ >>

ID : 779

日付/時刻表示書式指定文字

日付/時刻表示書式指定文字とはFormat関数で指定する表示書式を指定する文字です。expressionで指定した引数が文字列ならば日付として認識しようとし、数値ならばシリアル値として認識しようとします。指定の表示書式に変換します。

文字 内容
(:) 時刻の区切り記号です。言語設定によっては、時刻の区切り記号として他の記号が使用されることがあります。時刻を時間、分、および秒で区切ることができます。変換後の時刻の区切り記号は、言語設定によって決まります。
(/) 日付の区切り記号です。言語設定によっては、他の記号が使用されることがあります。日付を年、月、および日で区切ることができます。変換後の区切り記号は、言語設定の設定によって決まります。
c ddddd および t t t t t の書式で表した日付と時刻を、日付、時刻の順序で返します。指定された値に小数部がない場合は日付のみ、整数部がない場合は時刻のみを表す文字列を返します。
d 日付を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きません (1 ~ 31)。
dd 日付を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きます (01 ~ 31)。
ddd 曜日を英語 (省略形) で返します (Sun ~ Sat)。
aaa 曜日を日本語 (省略形) で返します (日~土)。
dddd 曜日を英語で返します (Sunday ~ Saturday)。
aaaa 曜日を日本語で返します (日曜日~土曜日)。
ddddd 年、月、日を含む短い形式 (言語設定で設定) で表した日付を返します。既定の短い日付形式は、m/d/yy です。
dddddd 年、月、日を含む長い形式 (言語設定で設定) で表した日付を返します。既定の長い日付形式は mmmm dd, yyyy です。
w 曜日を表す数値を返します (日曜日が 1、土曜日が 7 となります)。
ww その日が一年のうちで何週目に当たるかを表す数値を返します (1 ~ 54)。
m 月を表す数値を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きません (1 ~ 12)。ただし、h や hh の直後に m を指定した場合、月ではなく分と解釈されます。
mm 月を表す数値を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きます (01 ~ 12)。ただし、h や hh の直後に mm を指定した場合、月ではなく分と解釈されます。
mmm 月の名前を英語 (省略形) の文字列に変換して返します (Jan ~ Dec)。
mmmm 月の名前を英語で返します (January ~ December)。
q 1 年のうちで何番目の四半期に当たるかを表す数値を返します (1 ~ 4)。
g 年号の頭文字を返します (M、T、S、H)。
gg 年号の先頭の 1 文字を漢字で返します (明、大、昭、平)。
ggg 年号を返します (明治、大正、昭和、平成)。
e 年号に基づく和暦の年を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きません。
ee 年号に基づく和暦の年を 2 桁の数値を使って返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きます。
y 1 年のうちで何日目に当たるかを数値で返します (1 ~ 366)。
yy 西暦の年を下 2 桁の数値で返します (00 ~ 99)。
yyyy 西暦の年を 4 桁の数値で返します (100 ~ 9999)。
h 時間を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きません (0 ~ 23)。
hh 時間を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きます (00 ~ 23)。
n 分を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きません (0 ~ 59)。
nn 分を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きます (00 ~ 59)。
s 秒を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きません (0 ~ 59)。
ss 秒を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きます (00 ~ 59)。
t t t t t 言語設定で設定されている形式で時刻を返します。先頭に 0 を付けるオプションが選択されていて、時刻が午前または午後 10 時以前の場合、先頭に 0 が付きます。既定の形式は、h:mm:ss です。
AM/PM 時刻が正午以前の場合は大文字で AM を返し、正午~午後 11 時 59 分の間は大文字で PM を返します。
am/pm 時刻が正午以前の場合は小文字で am を返し、正午~午後 11 時 59 分の間は小文字で pm を返します。
A/P 時刻が正午以前の場合は大文字で A を返し、正午~午後 11 時 59 分の間は大文字で P を返します。
a/p 時刻が正午以前の場合は小文字で a を返し、正午~午後 11 時 59 分の間は小文字で p を返します。
AMPM "12 時間制" が選択されていて、時刻が正午以前の場合は午前を表す リテラル文字列を、正午~午後 11 時 59 分の間は午後を表すリテラル文字列を返します。これらの文字列の設定および "12 時間制" の選択は、言語設定で行います。AMPM は大文字、小文字のどちらでも指定できます。既定の形式は、AM/PM です。

ID : 779

<< 前へ        次へ >>