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マクロ定義

マクロとはコンパイル直前にコード内のマクロ名を置換をすることです。

マクロにはユーザが任意に定義するマクロとあらかじめPacScriptで定義されている"組み込みマクロ"があります。

ユーザが任意で定義するマクロは#Defineで定義し、マクロ名と置換するコードを指定します。

#Define HOME P[50] 'P[50]を"HOME"という名称にします。
TakeArm
Move P, HOME 'ホームポジションに戻します。
	'いろいろな処理
Move P, HOME 'ホームポジションに戻します。

上記の例ではP[50]というポジションを"HOME"と定義し、ソースコードの中で記述しています。このポジションの変数をJ[10]に変更したいときなどは#Defineで定義している文を変更するだけで、全ての"HOME"が変更されますので便利です。

マクロはコンパイルの直前のプリプロセッサの工程で処理されます。定義した"マクロ名"を指定した"置換するコード"に置換します。

マクロには"定数型マクロ"と"関数型マクロ"があります。

定数型マクロ
定義した"マクロ名"指定した"置換するコード"に置換します。特にリテラルに置換するものをマクロ定数と呼ぶことがあります。
関数型マクロ
定義した"マクロ名"を置換し、引数も置換します。

関数型マクロ

関数型マクロは定義した"マクロ名"を置換し、引数も置換します。

#Define DAIKEI(top,bottom,height) (top + bottom) * height / 2
PrintDbg "台形の面積は" & DAIKEI(5,10,4) & "です。" 

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組み込みマクロ