ID : 626
- 演算子
構文
符号の反転
- expression1
または
差
expression2 - expression3
指定項目
- expression1
- 符号を反転させたいデータを指定します。数値のデータを指定します。
- expression2
- 数値のデータ、ベクトル型データ、およびジョイント型データを指定します。
- expression3
- 数値のデータ、ベクトル型データ、およびジョイント型データを指定します。
戻り値
1項のみの場合は引数の符号を反転させたデータ、数値の組み合わせの場合は差、ベクトル型またはジョイント型データの場合は各要素の差を返します。
解説
引数の組み合わせによって以下の演算を行います。
符号の反転
演算子の右辺にのみデータである場合はデータの符号の反転をします。
引数は数値のデータを指定します。ベクトル型データは指定できません。
数値の差
演算子の両辺にデータがあり、データが数値のデータの場合は差を返します。
優先順位の高いデータ型にあわせて差を求めます。
ベクトル型データの要素の差
演算子の両辺がベクトル型データのときにはベクトル型データの各要素の差を算出し、ベクトル型データを返します。
Dim aaa As Vector, bbb As Vector
aaa = V(100, 200, 300)
bbb = V(10, 20, 30)
PrintDbg aaa - bbb
' V(90, 180, 270) が出力されます。
ジョイント型データの要素の差
演算子の両辺がジョイント型データのときにはジョイント型データの各要素の差を算出し、ジョイント型データを返します。
Dim ccc As Joint, ddd As Joint
ccc = J(110, 120, 130, 140, 150, 160, 170, 180)
ddd = J(100, 100, 100, 100, 100, 100, 100, 100)
PrintDbg aaa - bbb
' J(10, 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80) が出力されます。
関連項目
演算子、 & 演算子、 * 演算子、 + 演算子、 / 演算子、 ^ 演算子、 = (代入)演算子、 And 演算子、 比較演算子、 Mod 演算子、 Not 演算子、 Or 演算子、 Xor 演算子、 \ 演算子、 >> 演算子、 << 演算子
注意事項
文字列型データの-演算はできません。
用例
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