ID : 440
Err.Raise
機能
プログラム実行時に指定したエラーを発生させます。
構文
Err.Raise エラーコード
指定項目
- エラーコード
- エラーコードを整数型データの16進表記で指定します。
解説
- プログラム実行時に指定したエラーを発生させます。指定できるエラーコードはシステムで定義済みのものです。エラーコード表を参照してください。
- エラーコードの16進表記での7桁目はレベルを表します。レベルは変更可能です。
例
Err. Raise &H81600007 [引数が不正です レベル1]
Err. Raise &H82600007 [引数が不正です レベル2]
- 生成したエラーの値の読出しは、Err.Number、 Err.Descriptionを使用します。
注意事項
- 未定義のエラーコードを指定すると「未定義エラーです。」が発生します。
- 指定されたエラーコードが0以上(0~&H7FFFFFFF)、またはエラーレベルが6以上の値を指定した場合、
エラー「&H83500127 数値範囲外です。」が発生します。 - プログラムをコンパイルした時に発生するエラーコード(&H8*601001~&H8*605FFF)を指定した場合、エラー「&H83500127 数値範囲外です。」が発生します。
用例
Dim aaa As Integer
Comm. Open 1
aaa = Comm. Count(1)
If aaa < 3 Then
Err.Raise &h83600008 '[引数が足りません]のエラーをレベル3で出す
End If
ID : 440