ID : 396
SysLog.Trace.Clear
機能
トレースログデータをクリアします。
構文
SysLog.Trace.Clear
解説
リングバッファに保持されているデータを削除し、ログの記録を始めます。
このコマンドにより、リングバッファにログは記録されますが、ユーザがログデータとして読み出すためには、トリガとなるスタートログコマンド(SysLog.Trace.Start)やストップログコマンド(SysLog.Trace.Stop)が必要です。
スタートログコマンドはログデータの開始タイミングを指定し、ストップログコマンドは終了タイミングを指定します。ストップログコマンドがない場合は、スタートログコマンドから、あらかじめパラメータで設定した時間までのログが対象となり、スタートログコマンドがない場合は、ストップログコマンドから、あらかじめパラメータで設定した時間まで遡ったログが対象になります。
詳細は、機能ガイドの「ログ機能」の「プログラムコマンドでの記録」を参照してください。
注意事項
- トレースログをティーチングペンダントで確認する方法については、ティーチングペンダント操作ガイドの「トレースログの表示」を参照してください。
- コントローラのログデータをWINCAPSIIIへ取出す方法については、WINCAPSIIIガイドの「ログデータの取得」を参照ください。USBへ取出す方法については、ティーチングペンダント操作ガイドの「プロジェクト一覧の表示と読込み」を参照してください。
用例
Sub Main
SysLog.Trace.Clear
SysLog.Trace.Start
TakeArm
Motor On
ExtSpeed 50
Speed 100
Move P, P1
Move P, P2
Move P, P3
SysLog.Trace.Stop
End Sub
ID : 396