TAN
(関数)
【SLIM準拠】

正接(タンジェント)を得ます。

TAN(<数式>)

<数式>の値に対する正接値を得ます。
<数式>の単位は度で指定します。
<数式>に倍精度実数が含まれる場合、得られる値は倍精度となりますが、他の場合には単精度となります。
引数をラジアン(RAD)で入力する場合は、定数の後にRADを付けます。

Tan 関数は、引数として角度を受け取り、その角度を含む直角三角形の 2 辺の比を返します。ここでいう 2 辺とは、直角をはさむ 2 つの辺を指します。2 辺の比は、指定した角の反対側の辺 (対辺) の長さを、もう一方の辺 (底辺、つまり指定した角に隣接する側の辺) の長さで割った値です。角度の単位を度からラジアンに変換するには、度に π/180 を掛けます。ラジアンから度に変換するには、ラジアンに 180/πを掛けます。

DEFSNG lf1, lf2, lf3, lf4, lf5
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lf1 = TAN(0.78525RAD)
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'0.78525(ラジアン)の正接値をlf1に代入します。
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lf2 = TAN(lf4)
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'lf4の正接値をlf2に代入します。
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lf3 = TAN(45) * lf5
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'45度の正接値にlf5を掛けた値をlf3に代入します。
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