内部時計用バッテリの交換

ロボットコントローラにはメモリバックアップ用のバッテリはありません。しかし、内部時計の日付時刻を保持するためのバッテリが設置されています。

バッテリが低下した状態でコントローラの電源を切ると、内部時計が初期化されます。ログの日付時刻が誤った表示になったり、バッテリ交換時期経過エラーが表示されるだけでなく、動作中に異常を検出して急停止する可能性があります。

内部時計用バッテリの寿命は10年ですので、ロボットの2年点検時に交換時期を確認してください。次の点検までに交換時期が経過してしまう場合は、交換時期が経過するまでにDENSOロボットサービス部門またはお買い上げの営業部門に交換を依頼してください。

バッテリ交換時期の確認方法については、ティーチングペンダント操作ガイドの「コントローラバッテリ点検日設定画面の表示・変更」、またはミニペンダント操作ガイドの「バッテリの次回点検日の設定」を参照してください。