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ケーブルベヤ受け・ガイドの設置
レールユニットの全長が4500mmを超える場合、ケーブルベヤの磨耗を低減するためにケーブルベヤ受け、およびガイドを設置します。
ケーブルベヤ、ケーブルベヤ受けおよびガイドが正しく設置されていないと、ケーブルの磨耗により断線する恐れがあります。ご注意ください。
設置図
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ケーブルベヤ受け・ガイド設置条件
- レールユニットの全長が4500mmを超える場合、ケーブルベヤ受け、およびガイドを設置します。
- ケーブルベヤ受け、およびガイドの設置間隔は600mm以下としてください。
ケーブルベヤ受け
ケーブルベヤ受けは、ケーブルベヤと架台の摩擦低減するために設置します。
- ケーブルベヤ受けは、半円形のものをお勧めします。ケーブルベヤ受け参考図 (PDF:54KB)
- ケーブルベヤ底面が支柱などの角に当たる場合、角ごとにケーブルベヤ受けを準備することをお勧めします。
「架台例」 架台参考図(ストローク1200mm)(PDF:864KB)にある支柱を使用する場合
・1支柱につき2つケーブルベヤ受けをご準備ください(上図、半円緑)。
・それらは、支柱の4×M5通しねじ穴に倣い150mm幅で取付けてください。*1
ガイド
ガイドは、ケーブルベヤの支持、案内をします。
- ガイドは、ローラガイドをお勧めします。ローラガイド参考図 (PDF:102KB)
- ケーブルベヤを支えるガイドの高さは、75mmに揃えてください。
- ケーブルベヤの固定端より1つ目のリンク中心から、最も近いガイドまでの距離は88.5mm以下としてください。*2
スライドシュ
ストロークが8000mmを超える場合には、ケーブルベヤ同士の摺れによりケーブルベヤが極端に磨耗する可能性があります。下側のケーブルベヤのうち、摺れる範囲に、磨耗を低減するためのスライドシュを取付けてください。
品名 | メーカ | 型式 |
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スライドシュ | (株)椿本チエイン | TKP58H39-GS |
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