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コントローラの収納方法
コントローラをコントローラ保護ボックスに収納し配線を行う手順を以下に示します。
作業時は設備からの電源供給がない状態で行ってください。
ここではRC8標準仕様のコントローラを例にして説明します。
推奨トルク : M3:0.6N・m、M4:1.5N・m、M5:3N・m
1
天板のM4ねじを12本外して天板を取ります。
2
○部のケーブルマルチ引出板を2箇所取外します。
ケーブルマルチ引出板1個につき、取外すM5ねじは6箇所になります。
ケーブルを13本以上使用する場合は、破線部のケーブルマルチ引出板も取外します。
3
端子台カバーを外し、加工済の電源ケーブルを図の通り配線します。(M4ねじ)
加工については「電源ケーブルの加工」を参照してください。
配線後、端子台カバーを元のように取付けます。
4
オプションでエンコーダハブをご使用の場合は、○部の4箇所のM4ねじを使用し、エンコーダハブを固定します。
5
図のようにRC8の左側面にレフトブラケット(小)、右側面にライトブラケット( コントローラ保護ボックスに取付いています)を取付け、コントローラに取付いている○部の6箇所のM4ねじを使用し固定します。
RC8左側面 | RC8右側面 |
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セーフティI/Oレスの場合は、下図のようにRC8の左側面にレフトブラケット(大)を取付けます。
RC8左側面 |
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6
○部の接地部にFGハーネスを取付けます。
下図は標準仕様の場合です。
7
ブラケットの取付穴8箇所を、M5ねじで固定します。
セーフティI/Oレスの場合は下図のようになります。
8
STEP2で取外したケーブルマルチ引出板の穴から各種ケーブルを通し、RC8に取付けます。
ケーブルマルチ引出板の取付けは、「ケーブルのクランプ方法」を参照してください。
9
端子台の近くにある○部のM4ねじを2本取外し、STEP5で取付けたFGハーネスと本体間ケーブルのFGハーネスを、それぞれ別のねじで固定します。
2つ重ねて共締めはしないでください。
10
STEP1で取外したM4ねじを12本使用し、元のように天板を取付けます。
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