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Rockwell Automation社製 PLCとの接続について

Rockwell Automation社製PLCとコントローラをEtherNet/IPで接続するには、特殊な設定が必要になることがあります。接続ができない場合には以下の設定をお試しください。
ここではRockwell Automation社製 PLC側で、コントローラの入出力をそれぞれ500バイトに設定すると仮定して説明します。

コントローラ側の設定

WINCAPSIIIでの設定

コントローラ側で設定する入力サイズを、PLC側で設定したサイズから4バイト減らした値に設定します。

入力サイズを変更するにはWINCAPSIIIを使用します。

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WINCAPSIIIのメニューから[プロジェクト]-[プロパティ]を選択し、入力サイズを“496”(PLC側の入力サイズから4引いたサイズ)に設定します。

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設定が完了したら、[ローカルデータ]-[パラメータ]-[デジタルI/O]にチェックを付けてコントローラにデータを送信します。

ティーチングペンダントでの設定

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ティーチングペンダント画面から[I/O] [Aux] [Field Bus parameter] を選択します。

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[160:EtherNet/IP Input Run/Idle Header]を選択して、[編集]ボタンを押します。

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[32-bit run/idle header]を選択し、[OK]を押します。

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前の画面に戻って[OK]を押します。

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以下のメッセージが表示されたら、コントローラの電源を入れ直します。

Rockwell Automation社製 PLC側の設定

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Rockwell Automation社製PLCにて、コントローラのInput,Output、Configurationを以下の様に設定します。IPアドレスにはコントローラのEtherNet/IP AdapterのIPアドレスを設定します。

コントローラ側では入力サイズに“496”バイトとしましたが、PLC側では“500”バイトとします。PLCによってはサイズ設定が8-bit単位ではなく32-bit単位の場合もあるので、その場合には“125”と設定します。

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この設定をPLCに適用し、接続できることを確認します。

 

以上で設定は終了です。

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