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メカエンド変更の注意点

メカエンドの位置を変更した場合は、ソフトウェアリミット(PLIM、NLIM)のの変更が必要です。

また、メカエンドの変更に伴いRANG値を変更する場合は、CALSETが必要です。

RANG値とはロボットの基準位置とメカエンドとの関係を決める角度であり、基準角度またはレディーアングル(Ready angle)とも言います。

CALSETが必要なとき(例えばモータ交換時など)に、お客様が用意したメカエンド変更部品を取外してCALSETを行なう場合は、メカエンド変更時にRANG値の変更とCALSETは必要ありません。

CALSETが必要なときに、メカエンド変更部品をそのまま装着してCALSETを行なう場合は、このメカエンド変更に伴いRANGの値の変更、CALSETが必要です。 この場合、精度はお客様の製作したメカエンド変更部品に依存しますので、ご注意ください。 また、RANG値、CALSET値の変更後の値の管理は「プロジェクトのバックアップについて」を参考にして、お客様にて行なってください。

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