ID : 5123
MsgBox
機能
ダイアログボックスにメッセージを表示し、クリックされたボタンの値を返します。
構文
MsgBox(メッセージ[, ボタン[, タイトル])
指定項目
- メッセージ
- メッセージを文字列型データで指定します。
- ボタン
- ボタンとアイコンを整数型データで指定します。
ボタンとアイコンを同時に指定する場合は、(ボタンの値)+(アイコンの値)を指定します。
-
値 選択肢 0 [OK] 1 [OK] [キャンセル] 2 [中止] [再試行] [無視] 3 [はい] [いいえ] [キャンセル] 4 [はい] [いいえ] 5 [再試行] [キャンセル] 値 選択肢 16 警告メッセージ アイコン 32 問い合わせメッセージ アイコン 48 注意メッセージ アイコン 64 情報メッセージ アイコン - タイトル
- ダイアログボックスのタイトルを文字列型データで指定します。
戻り値
クリックされたボタンの番号を整数型データで返します。
値 | 選択されたボタン |
---|---|
1 | [OK] |
2 | [キャンセル] |
3 | [中止] |
4 | [再試行] |
5 | [無視] |
6 | [はい] |
7 | [いいえ] |
解説
ダイアログボックスにメッセージを表示し、ボタンがクリックされるまで待ちます。ボタンがクリックされると、ボタンの番号を返します。
関連項目
-
注意事項
- ティーチングペンダントが未接続の場合は実行時にエラーになります。
- 10以上の複数タスクで実行されると、11番目以降のダイアログボックスを表示しようとしたタスクではエラーになります。
- WINCAPSIII、EMUのシミュレーションでは、MsgBoxのダイアログが表示されないため、プログラムが無限待ちの状態になります。この動作を回避するには、SIMULATIONマクロを使って、次のように条件分岐を行ってください。
#If Not __SIMULATION__
Call MsgBox("...")
#EndIf
用例
Sub Main
I0 = MsgBox( "実行していいですか?", 1+32, "実行確認" )
'1([OK][Cancel]ボタン) + 32(問い合わせアイコン)
Select Case I0
Case 1 '[OK]
' ...
Case 2 '[Cancel]
' ...
End Select
End Sub
ID : 5123