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非常停止時、モータOFFで各軸を動かすには

非常停止時、モータOFFのまま各軸を動かす方法を下表に示します。 なお、第3軸(Z)・第4軸(T)は、ブレーキ付ですのでブレーキ解除の操作が必要です。

ブレーキ解除操作を行うと、Z軸が落下します。けがおよび設備損傷の恐れがないことを確認の上、作業を行ってください。

非常停止時の各軸の動かし方

各軸の動かし方 (注)TP:ティーチングペンダント MP:ミニペンダント
第1軸

手でアームを押して動かす。

第2軸
第3軸(Z軸)

<UL仕様以外のロボット>

  1. 非常停止状態を解除する。
    ・ TP/MPによる非常停止は非常停止ボタンを右に回して解除し、設備の非常停止の 場合は非常停止スイッチを短絡状態に戻す。
  2. 「TP/MP操作によりブレーキ解除」または「ダイレクトモードにしてブレーキ解除スイッチを押しながらブレーキ解除」を行い、手で軸を動かす。
    注1:詳細の操作方法は、ティーチングペンダント操作ガイドの「アーム保守機能の表示・設定」を参照してください。
    注2:UL仕様以外のブレーキ解除スイッチは、ダイレクトモード時のみ有効です。

<UL仕様のロボット>

  1. コントローラ電源ONで、ブレーキ解除スイッチを押しながらブレーキ解除し、手で軸を動かす。
    注:UL仕様では、TP/MP操作によるブレーキ解除ができません。また、ダイレクトモードもありません。
第4軸(T軸)

手でロボットを動かす際は、プラスチックカバー以外の部分を持って行ってください。

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