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ロボットコントローラの設定
ティーチングペンダントにより、ロボットコントローラの設定をします。
設定変更後、ロボットコントローラを再起動することで設定が反映されます。
操作経路:基本画面-[F6 設定]-[F5 通信と起動権]-[F5 SlaveMotion設定]
[F5 SlaveMotion設定] の編集が行えるのは、メンテナでログインした場合のみです。
項目名 | 設定範囲 | 初期値 | 内容 |
---|---|---|---|
SlaveMotion有効設定 | 0~1 | 0 | SlaveMotionの有効設定、通信プロトコルの選択ができます。 0:SlaveMotion無効 1:SlaveMotion有効(EtherCAT) |
SlaveMotion同期オプション | 0~1 | 0 | EtherCATマスタ機器が指令値の更新を通知することで、通信遅延等による同期ずれに起因した速度過大や加速度過大エラーの発生を軽減することができます。「1:通知有効」を選択した場合、EtherCATマスタから指令値更新の通知を行ってください。更新の通知はControlwordのビット5、ビット6を使用します。詳しくは「デバイス制御の項目を参照してください。 0:通知無効 1:通知有効 |
SlaveMotion通信周期 | 1、2、4、8、16、32 | 4 | 通信周期が選択できます。250us、500usに設定する場合は「SlaveMotion同期オプション」を「1:通知有効」に設定し、EtherCATマスタから指令値更新の通知を行ってください。更新の通知はControlwordのビット5、ビット6を使用します。詳しくは「デバイス制御」の項目を参照してください。 |
StationAlias設定 | 0~2 | 0 | 起動時にEtherCATスレーブデバイスのStation Aliasへ書き込む方式を選択できます。「0:RC8」を選択した場合、下記の「Station Alias番号」が使用されます。「1:EEPROM」を選択した場合、EtherCATスレーブボード(Motion)に搭載されたEEPROMに書き込まれた値が使用されます。EEPROMはEtherCATマスタデバイスから読み書き可能です。 「2:Unused」を選択した場合、Station Aliasの値は0になります。 0:RC8 1:EEPROM 2:Unused |
StationAlias番号 | 0~65535 | 0 | 「Station Alias設定」が「0:RC8」の場合,起動時にこの設定値がStation Aliasの値として書き込まれます。 |
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