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ID : 2340

WINCAPSIII

全般

Q A
WINCAPSIIIとは、どのようなソフトですか? PC上で、デンソーロボットのプログラミング(PacScript、PAC言語)やシミュレーションを行うソフトウェアです。
WINCAPSIIIの『Trial版』に機能制限はありますか? Light版 の制限に加えて、プログラムの「PRO1」のみ編集可能です。
WINCAPSIIIの『Light版』に機能制限はありますか?

WINCAPSIIの Light版と同様です。

  • 印刷できない
  • モニタ間隔がMin1秒
  • 使用可能ライブラリの制限
WINCAPSIIIとWINCAPSIIの共存(PC上)はできますか? はい。共存できます。
対応しているOSは何ですか? Windows XP / Vista / 7 / 8 に対応しています。
WINCAPSIIIの『Trial版』の入手方法を教えてください。 Trial版の入手に関しては、販売店や営業担当とご相談ください。
または、ユーザ登録していただけますと、WEBから入手(ダウンロード)することが可能です。
OSがWindowsVista以降の環境で、WINCAPSIIIをインストールしています。ライセンス入力の際「管理者権限が必要」とのメッセージが出ますが対処方法を教えてください。 インストール後、スタートメニューからWINCAPSIIIを呼び出す(左クリック)前に、右クリックで「管理者として実行」を選んでください。その後ライセンス入力が可能になります。

機能

Q A
3Dデータを取り込む形式は何ですか? VRML(拡張子wrl)と、DirectX(拡張子.x)です。
※VRML 1.0は、対応していません。
VRMLとDirectX以外のデータを取込みたい時はどうすればよいですか?

コンバータを使いデータ変換を行ってください。
※3D-CADソフトを御使用の場合は、VRML2.0(またはVRML97)形式でデータ出力できる場合があります。

<コンバータ例>

  • XVLstudio : 一旦XVL形式に変換することで、データ量が激減し、ノートPCでも軽く動くデータを作れます。
  • DeepExploration:多くのファイル形式に対応しています。
I/Oログ、変数ログはティーチングペンダントで見れますか?

WINCAPSIIIでのみ表示可能です。
ティーチングペンダント側の拡張は、下記の2つです

  • エラーログに、プログラム名と行番号を表示
  • エラーログ、操作ログの個数を1000個に拡張
WINCAPSIIIで、オンラインデバックモードの使用ができるバージョンを教えて下さい。 RC7:デバッグ機能は、ROMバージョンがVer2.7以上のコントローラのみ使用可能です。
NODEとは何ですか? オブジェクトをまとめて扱う、ブロックを示します。
※Node単位で、座標系が設定できたり、使い方によって大変便利な機能です。
干渉チェック設定の検出レベルの数値は単位がありますか?
また、検出レベル数値を変えた時のオブジェクトの広がり方に約束はありますか?
数値は、そのオブジェクトを囲む矩形の分割数です。
オブジェクトの大きさによって、変わってきます。
干渉した場合は分割数を細かくし、最後まで干渉すると干渉と見なします。分割数を大きくすると精度は上がりますが、複雑な3Dデータを細かくすると、大変重くなる可能性があります。
アーム3Dビュー画面に複数台のロボットを表示できますか? できません。
RC7M ver.2.6 を使用していますが、制限される機能はありますか? オンラインデバックモードが使えません。WINCAPSIIと同様の機能は全て使えます。
各ウィンドウは、WINCAPSIIの各種マネージャからどのように変化しましたか? Windoowsライクなウィンドウ構成になりました。
WINCAPSIIIで、RC5のプログラムを開くことは可能ですか? WINCAPSIIのRC5プロジェクトは、直接開けません。
※インポートは、可能です。
WINCAPSIIIに、「アームプレーヤーPlus」のようなオフラインでの経路確認や、サイクルタイム検討ができるものはありますか? シミュレーション機能が標準装備されました。また干渉チェックもできます。詳細は「WINCAPSIIIガイド」をご参照ください。
WINCAPSIIIでI/Oや変数のデータをコピーして、そのデータをExcellに貼付ることができるのでしょうか? コピーしたデータは、Excelに貼付ることができます。
WINCAPSIIIで取り込める3Dデータは「VRML1.0ファイル」も対応していますか? 「VRML1.0ファイル」は対応していません。
※「VRML2.0(またはVRML97)ファイル」と「Directxファイル」が対象になります。
WINCAPSIIIは、WINCAPSIIで作成したプログラムも使用(インポート)できますか? プログラムはそのまま使用できます。
(ロボット言語や命令文等を変更したわけではなく、画面の構成や、機能追加による改良ですから、命令語等は何も変わりません。そのまま使用できます。)
また、RC7J、RC7Mのプロジェクトの場合はWINCAPSIIIから、直接読込むことができます。
「アームプレーヤーPlus」で、VPの最適可搬質量設定での効果はありますか? シミュレーション機能をご活用ください。
※Ver3.20以降
WINCAPSIIIとミニペンダントで、VPの操作を行っています。互換モードでのエラー解除方法を教えてください。 RC7:「ロボット異常クリア」をONして、「運転準備スタート」をONしてください。「ロボット異常」の出力信号が切れたら、「ロボット異常クリア」信号はOFFしてください。

安全

Q A
オンライン(デバッグ)モードで運転中、PCがダウンしたり、イーサネットケーブルが外れました。その時、ロボットはどうなりますか?

ロボットは停止します。
※補足説明
下記2点で保護しています。

  1. .コントローラ側で最大 300msec の間にデータ送受信がないと、ロボットは停止します。
  2. WINCAPSIII自体が重くなっても、別プロセスで実行している停止ボタンを押すことでロボットは停止します。
オンライン(デバック)モードの赤色のボタンは、非常停止ボタンですか? 違います。規格上、非常停止という表現はできません。
「モータパワーOFF」+「全タスク停止」です。異常時を考え、ティーチングペンダントを近くに置き、いつでも非常停止ボタンを押せる状態にしておいてください。
ティーチングペンダントレスコネクタが差さっている時、オンライン(デバック)モードでプログラム起動できますか? はい。できます。
※安全上から、設備の非常停止ボタンの近くで操作ください。

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