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エンコーダエラー発生時のチェックポイント
エンコーダエラーが発生する主な原因として、ノイズとケーブル不具合の2つが考えられます。
下図の番号の箇所を確認してください。
ノイズ
下記の対策を実施し、エンコーダエラーが発生しなくなるか確認してください。
No. | 項目 |
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(1) | エンコーダハブのアース端子を接地してください。 |
(2) |
図のように、エンコーダケーブルのFG線を、エンコーダハブのFG端子に接続してください。
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(3) | エンコーダケーブルおよびエンコーダルートケーブルは、電源ケーブルと束ねないでください。 |
(4) |
図のように、モータケーブルのFG線を、コントローラに接続してください。
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(5) |
図のように、本体間ケーブルのFG線を、コントローラに接続してください。
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(6) | コントローラのアース端子を接地してください。 |
(7) | モータのフランジを設備のFG(例えば、金属板)に接続してください。 |
(8) |
図のように、エンコーダケーブルとモータケーブルのFG線を、設備のFGに接続してください。
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ケーブル不具合
下記の確認を実施してください。ケーブル不具合が考えられる場合は、ケーブルの交換が必要です。
No. | 項目 |
---|---|
(9) | エンコーダケーブルやエンコーダルートケーブルを動かしたり振ったりしたときに、エンコーダエラーが発生しないか確認してください。 |
ケーブルベア使用時の注意
モータケーブル、エンコーダケーブルをケーブルベアに収めて動作させる場合は、断線防止のため、コネクタ嵌合部を固定してください。固定の際には、ケーブルベアの動作に影響がないように注意してください。
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