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ID : 1942

べース座標系との動作の違い

ロボットを手動操作するとき、動作モードに「TOOL0」を選ぶと、メカニカルインタフェース座標系で動作します。「X-Y」モードを選ぶと、ベース座標系で動作します。

手動モードでの[X]、[Y]、[Z]キー操作

下図は、[X]、[Y]、[Z]キー操作による、2つの座標系での動作の違いを示します。

X-Yモード(ベース座標系) TOOLモード(メカニカルインタフェース座標系)

手動モードでの[RX]、[RY]、[RZ]キー操作

下図は、[RX]、[RY]、[RZ]キー操作による、2つの座標系での動作の違いを示します。

X-Yモード(ベース座標系) TOOLモード(メカニカルインタフェース座標系)
RX± RX±
RY± RY±
RZ± RZ±

+-符号はベクトル方向に対して「右ねじ回り」が+です。

「右ねじ回り」とは、板にねじを差す場合、右回りに回すとねじが進んでいく原理をもとにしています。ここでは、ねじを差す方向がベクトル方向で、ねじを右回りに回す方向が回転方向になります。

また、「右ねじ回り」は「右手回り」と言い換えることができます。「右手回り」とは、右手を握り親指を立てます。親指が向いている方向がベクトル方向で、残りの指の方向が回転方向になります。

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