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タイマの作成例

タイマは指定時間経過ごとにイベントを発生しそれに対する処理を記述できる部品です。処理が記述できるイベントはタイマ(TIMER)で間隔(interval)をパラメータで指定できます。

タイマは複数作成することができますが、作成数が増えるほどCPUの負荷率が上がります。必要数のみを作成するようにしてください。

タイマ作成の例

1

ボタンと同様にPanelDesignerを起動し、画面にタイマを配置します。タイマはPanelDesigner上では任意の場所に配置できますが、実際にペンダントでは表示は行われません。

2

<タイマパラメータ変更>

タイマのパラメータは主に有効無効を指定するActive、タイマ間隔を指定するIntervalです。それらを使い、ボタンでタイマの有効無効を設定し、タイマのTIMERイベントでランプをON/OFFする例を次に示します。

まず、PanelDesignerで部品(タイマ、ボタン2個、ランプ)を配置します。

3

<タイマイベント記述>

次にタイマのTIMERイベント処理、ボタンのClickedイベント処理を記述します。TIMERイベントではランプがONならばOFFに、OFFならばONに切り替える処理を記述します。

If PL1.state = 1 then
PL1.state = 0
Else
PL1.state = 1
End if

PB1(caption:タイマ有効)のClickedイベントではタイマを有効にします。

Timer1.active = 1

PB2(caption:タイマ無効)のClickedイベントではタイマを無効にします。

Timer1.active = 0

タイマ間隔を指定する

タイマ間隔を指定するにはプロパティのIntervalの値を変更します。単位はmsです。

タイマ間隔が極端に短い場合、CPUへの負荷が上がるため、できるだけ避けるようにしてください。

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