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持ち方とデッドマンスイッチ
ティーチングペンダントは両手で持って操作します。
デッドマンスイッチの機能は、ティーチングペンダントを使って手動でロボットを運転している時、予期しない心神喪失、死亡などによって正常な運転ができなくなった場合、自動的かつ安全にロボットを停止させることです。操作者がこのような状態に陥ったとき、このスイッチを押す力は、非常に弱くなるか、あるいは強くなるかのいずれかです。デットマンスイッチは、つぎの3つの操作状態を認識できるように設計された3ポジションスイッチです。
- 押していないか、押す力が弱いとき → スイッチはOFF
- 押す力が正常なとき → スイッチはON
- 押す力が強すぎるとき → スイッチはOFF
スイッチがONのとき以外は、ロボットは停止し、ロボットを運転することはできません。
ティーチングペンダントは、安全性を確保するために、手動モード時に移動方向キーを押下してロボットを動かすためには、デッドマンスイッチを同時に押下していなければならないように設計されています。
デッドマンスイッチは、イネーブルスイッチとも呼ばれます。
粘着テープなどを使って、デッドマンスイッチを押下した状態に固定しないでください。手動モードで操作中、必要なときロボットを停止できなくなり、非常に危険です。
デッドマンスイッチを押したまま、手動モードからティーチチェックモード、およびティーチチェックモードから手動モードに切替えた場合、モータ電源はOFFになりません。(Ver.1.13.*以降)
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