VISMEASURE 　（ステートメント）


ウィンドウ内の特徴（面積、重心、主軸角）を計測します。


VISMEASURE <ウィンドウ番号>，<X座標>，<Y座標>，<処理対象>，<モード>，<2値下限>［，<2値上限>］


<ウィンドウ番号>
ウィンドウの番号を指定します。（0～511）
<X座標>
X座標を指定します。（0～511）（Ver. 1.6以降：-16384～16383）
<Y座標>
Y座標を指定します。（0～479）（Ver. 1.6以降：-16384～16383）
画面外を指定した場合、「ウィンドウ異常」になります。
<処理対象>
計測する対象を指定します。（0または1）
0：黒（輝度値 ＜ 2値化下限，2値化上限 ＜ 輝度値 ）
1：白（2値化下限 ≦ 輝度値 ≦ 2値化上限）
<モード>
計測する特徴を指定します。
0：累積輝度、面積
1：累積輝度、面積、重心（1次モーメント）
2：累積輝度、面積、重心（1次モーメント）、主軸角（2次モーメント）
  • 計測する特徴が多くなるほど処理時間が増加します。
  • 本命令を実行時に処理画面3番をワークエリアとして使用するため処理画面3番のデータは保証されません。また、処理画面3番（VISWORKPLN 3）は処理できません。
  • 本命令はロボットコントローラではμVisionボード（オプション）が必要です。
<2値下限>
2値化する際の下限レベルを指定します。（0～254 下限 < 上限）
<2値上限>
2値化する際の上限レベルを指定します。（1～255 下限 < 上限）
省略時255を指定します。
  • 処理範囲をウィンドウで指定します。（扇ウィンドウのみ主軸角は計測できません）
    モード
    ○：可 ×：不可
    0
    1
    2
    直線（2点指示）
    Windmake P
    ○
    ○
    ○
    直線（長さ、角度）
    Windmake L
    ○
    ○
    ○
    円
    Windmake C
    ○
    ○
    ○
    楕円
    Windmake E
    ○
    ○
    ○
    扇
    Windmake S
    ○
    ○
    ×
    四角
    Windmake R
    ○
    ○
    ○

  • 指定したウィンドウの位置が画面をはみ出す場合、実行結果はエラーになります。
  • 以下は処理結果取得関数で得ることができるデータです。
    VISSTATUS（n)
    n
    項目
    0
    実行結果 0=正常 -1=異常
    1
    unknown
    2
    実行時間

    VISGETNUM（a、b）
    b
    a = 0
    0
    面積
    1
    重心X座標値
    2
    重心Y座標値
    3
    主軸角角度
    4
    累積輝度
    5
    1次モーメントX
    6
    1次モーメントY
    7
    2次モーメントX
    8
    2次モーメントY
    9
    2次モーメントXY

  • 本命令はロボットコントローラではμVisionボード（オプション）が必要です。



VISSCREEN 0,0,1
'格納メモリ0番に即時描画します。
WINDMAKE R,1,512,480,0,2
'ウィンドウ1番を矩形ウィンドウに設定します。
CAMIN 1
'カメラ映像を格納メモリ0番に指定します。
VISWORKPLN 0
'対象を格納メモリ0番に指定します。
VISPLNOUT 0
'
VISMEASURE 1,0,0,1,2,128
'累積輝度、面積、重心、主軸角を求めます。
IF VISSTATUS(0) = 0.0 THEN
'
FOR I1 = 0 TO 9
'
VISLOC 0,I1
'
VISPRINT "結果";I1;"=";VISGETNUM(0,I1)
NEXT I1
'
END IF
'


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