GIVEVIS  (ステートメント)


視覚処理権を解放します。


GIVEVIS


ロボットコントローラにオプションで内蔵される、μVISIONボードでの視覚処理権を解放します。これにより、別のタスクが視覚処理権を取得できるようになります。μVISIONボードが内蔵されていない状態で、GIVEVISコマンドを実行するとエラーになります。
視覚処理権を、別のタスクがすでに取得しているにもかかわらず、GIVEVISコマンドを実行しようとした場合には、エラーとなります。
次の場合には、自動的にロボット制御権が解放されます。したがって、GIVEVISコマンドを省略してもかまわない場合があります。
  • ENDコマンドを実行した場合(呼び出したプログラムの最後にあるENDコマンドは除く)
  • KILLコマンドを実行した場合
  • ティーチングペンダントまたはI/Oによって、ロボットコントローラが初期化された場合



DEFINT Li1, Li2
TAKEVIS
'視覚処理権を取得します。
VISSCREEN 1, 0, 1
VISCLS
FOR Li1 = 0 TO 255
Li2 = VISREFTABLE(1, Li1)
'テーブル1番のデータを取得します。
VISLOC 10, 10
'表示位置の設定
VISDEFCHAR 1, 1, 2
'表示文字の設定
VISPRINT "データ" ; Li1 ; "=" ; Li2
'表示
NEXT Li1
GIVEVIS
'視覚処理権の解放