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ロボットシステムの構成機器
ロボットシステムの全体構成は下記の通りです。
ロボット本体
アームをモータで駆動させ、ワークの組み立てや搬送などを行う産業用ロボットです。フランジ(手先)にはハンドなどのエンドエフェクタをお客様にて装着してください。
ロボットコントローラ
ロボットコントローラはロボット本体の動きを制御します。設備管理機器からの信号をもとに作成されたプログラムにしたがってロボット本体を動かします。
また、操作機器によってロボット本体を操作し、ティーチングを行います。
操作機器
ロボットの手動操作や各種設定などの操作をする機器です。(オプション)
ハードウェアの詳細、操作の詳細は「ティーチングペンダント操作ガイド」と「ミニペンダント操作ガイド」を参照してください。
TP:ティーチングペンダント
多機能操作機器で、ロボット操作、教示、モード変更、プログラム起動、プログラミングおよび全ての設定を行うことができます。簡易操作盤機能を使用して、操作盤として使用することもできます。
MP:ミニペンダント
簡易操作機器で、ロボット操作、教示、モード変更、プログラム起動、設定の一部を行うことができます。
オフラインソフトウェア
コントローラ内のプロジェクトデータのバックアップやプログラムの編集、管理、動作シミュレーションなどを行うことができます。デンソーロボットシステムで使うオフラインソフトウェアは「WINCAPSIII」です。ロボットシステム購入時に無料でTrial版が同梱されます。詳細はWINCAPSIIIガイドを参照してください。
設備管理機器
お客様にて設備を管理されるシステムです。デンソーロボットは設備管理機器とCC-Link、DeviceNetなどの各種ネットワークを接続できます。
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