ID : 3292
ハードウェアコンフィグレーション
SIEMENS社製ソフトウェア"TIA Portal V14"ではSIEMENS社製以外のPROFINET機器を使用する際に、GSDMLファイルをインポートし、コンフィグレーションする必要があります。
1
"TIA Portal V14"を起動し、「オプション – GSDファイルの管理」をクリックします。
2
ウィンドウ右上の「…」ボタンを押します。
3
予めダウンロード、解凍しておいたGSDMLファイルのディレクトリを指定し、「OK」を押します。
4
GSDMLファイルが表示されますので、選択して「インストール」ボタンを押します。
5
インストールが完了したら、「閉じる」ボタンを押します。
6
プロジェクトの「デバイスとネットワーク」ウィンドウを開きます。
7
CPUのPROFINETポート(緑色の部分)を右クリックをします。
8
「IOシステムの追加」を選択します。
9
PROFINET回線が出来ました。
10
「ハードウェアカタログ」エリアの「その他のフィールドデバイス」-「PROFINET IO」-「I/O」-「DENSO WAVE INCORPORATED」-「PNS」の中に「rc8pns」が追加されていますので、これを空いている場所へドラッグ&ドロップします。
11
「rc8pns」のPROFINETポートからCPUのPROFINETポートへドラッグ&ドロップします。
12
「rc8pns」とCPUがPROFINET回線で接続されました。「rc8pns」をダブルクリックし、「デバイスビュー」を表示させます。
13
「RC8pns」のPROFINETポートをダブルクリックし、「プロパティ」タブの「全般」タブの「PROFINET インターフェース [X1]」の「イーサネットアドレス」の中にIPアドレスを任意の値に設定します。
14
「デバイス概要」のタブを開きます。
15
ロボットコントローラの入出力サイズを指定するため、「ハードウェアカタログ」-「カタログ」-「モジュール」-「Output Modules」の中の「256 Byte Output」を「Slot1」に、「Input Modules」の中の「256 Byte Input」を「Slot2」にドラッグ&ドロップします。I address、Q address は任意の値にします。
16
コンフィグレーションが終わったらコンパイルし、PLCへダウンロードします。
17
エンジニアリングPCとロボットコントローラがEthernetケーブルで接続され、電源が入っている状態で 「rc8pns」を右クリックし、「デバイス名の割り当て」をクリックします。
18
ロボットコントローラにIPアドレスとデバイスネームを設定します。
19
ロボットコントローラ1台につき、STEP10からSTEP18を繰り返し設定をして下さい。
ID : 3292