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ハードウェアコンフィグレーション

SIEMENS社製ソフトウェア"TIA Portal V14"ではSIEMENS社製以外のPROFINET機器を使用する際に、GSDMLファイルをインポートし、コンフィグレーションする必要があります。

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"TIA Portal V14"を起動し、「オプション – GSDファイルの管理」をクリックします。

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ウィンドウ右上の「…」ボタンを押します。

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予めダウンロード、解凍しておいたGSDMLファイルのディレクトリを指定し、「OK」を押します。

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GSDMLファイルが表示されますので、選択して「インストール」ボタンを押します。

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インストールが完了したら、「閉じる」ボタンを押します。

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プロジェクトの「デバイスとネットワーク」ウィンドウを開きます。

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CPUのPROFINETポート(緑色の部分)を右クリックをします。

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「IOシステムの追加」を選択します。

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PROFINET回線が出来ました。

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「ハードウェアカタログ」エリアの「その他のフィールドデバイス」-「PROFINET IO」-「I/O」-「DENSO WAVE INCORPORATED」-「PNS」の中に「rc8pns」が追加されていますので、これを空いている場所へドラッグ&ドロップします。

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「rc8pns」のPROFINETポートからCPUのPROFINETポートへドラッグ&ドロップします。

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「rc8pns」とCPUがPROFINET回線で接続されました。「rc8pns」をダブルクリックし、「デバイスビュー」を表示させます。

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「RC8pns」のPROFINETポートをダブルクリックし、「プロパティ」タブの「全般」タブの「PROFINET インターフェース [X1]」の「イーサネットアドレス」の中にIPアドレスを任意の値に設定します。

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「デバイス概要」のタブを開きます。

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ロボットコントローラの入出力サイズを指定するため、「ハードウェアカタログ」-「カタログ」-「モジュール」-「Output Modules」の中の「256 Byte Output」を「Slot1」に、「Input Modules」の中の「256 Byte Input」を「Slot2」にドラッグ&ドロップします。I address、Q address は任意の値にします。

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コンフィグレーションが終わったらコンパイルし、PLCへダウンロードします。

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エンジニアリングPCとロボットコントローラがEthernetケーブルで接続され、電源が入っている状態で 「rc8pns」を右クリックし、「デバイス名の割り当て」をクリックします。

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ロボットコントローラにIPアドレスとデバイスネームを設定します。

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ロボットコントローラ1台につき、STEP10からSTEP18を繰り返し設定をして下さい。

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