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ロボットコントローラの電源を入れる

ロボットコントローラの電源を入りにすることにより、ティーチングペンダント・ミニペンダントからのロボット操作、あるいはロボットの自動運転が可能になります。

ロボットコントローラの電源を入れる

ロボットを動作させるには、ロボットコントローラの電源を入れることが必要です。

ロボットの動作に必要なすべての電力供給とその制御は、ロボットコントローラが行います。

操作手順

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下の図に示すコントローラの電源スイッチの「-」表示側をカチッと音がするまで押して下さい。

電源ランプ (3個のパイロットランプの最も左側)が点灯します。電源を入れた直後は、他の2個のパイロットランプ「自動モード」と「エラー」は一瞬点滅します。

コントローラ電源投入後、初期化が完了するまではコントローラ電源を切らないでください。お客様の作成したデータが破損する可能性があります。

初期化の完了

初期化の完了は下表の状態で判断できます。

TP 「初期化中です」のメッセージ画面が消えた時。
I/O MiniIO専用割付 「ロボット初期化完了」、または「ロボット異常」が出力された時。
標準モード割付 「ロボット初期化完了」、「ロボット異常」または「ロボット警告」が出力された時。
RC3互換モード割付 「ロボット電源入り完了」、「ロボット異常」または「ロボット警告」が出力された時。

使用言語の設定

コントローラの電源を入れると、使用する言語を選択する画面が表示されます。使用する言語を選んで[OK]を押してください。

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コントローラ電源を入れると、ティーチングペンダントは使用言語を選択する画面を表示します。

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使用する言語を選択して、[OK]を押します。

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次回以降、言語選択画面を表示しないようにするには、「表示しない」を選択して、[OK]を押します。

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言語切替えを完了するため、ティーチングペンダントに、コントローラをシャットダウンする内容のメッセージが表示されます。 この状態で[OK]を押さずに、コントローラの電源を再起動してください。

上記画面で[OK]を押すと、コントローラは自動的にシステムをシャットダウンします。

その後、コントローラの電源を再起動した場合でも、言語切替えは可能ですが、コントローラがシステムをシャットダウンしている間はコントローラの電源を切らないでください。

システムをシャットダウンが終了したかどうかは、コントローラの型式によって異なります。

コントローラの型式については、"コントローラ型式 "を参照してください。

  • エンジンボードがEのタイプではない場合

    下記画面が表示されたら、システムのシャットダウンは終了しています。

  • エンジンボードがEのタイプである場合

    ティーチングペンダントの画面が白と黒のノイズのような模様となり、ファンの音が大きくなったら、システムのシャットダウンは終了しています。

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基本画面を表示します。

コントローラの型式でエンジンボードがEのタイプの場合、言語の切り替えを行った後に再起動を行うと、自動的にシステムが3回程度再起動を行うため、起動に3分程時間がかかります。

コントローラの型式については、"コントローラ型式"を参照してください。

 

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