ID : 1695
ロボットコントローラの電源を入れる
ロボットコントローラの電源を入りにすることにより、ティーチングペンダント・ミニペンダントからのロボット操作、あるいはロボットの自動運転が可能になります。
ロボットコントローラの電源を入れる
ロボットを動作させるには、ロボットコントローラの電源を入れることが必要です。
ロボットの動作に必要なすべての電力供給とその制御は、ロボットコントローラが行います。
操作手順
1
下の図に示すコントローラの電源スイッチの「-」表示側をカチッと音がするまで押して下さい。
電源ランプ (3個のパイロットランプの最も左側)が点灯します。電源を入れた直後は、他の2個のパイロットランプ「自動モード」と「エラー」は一瞬点滅します。
コントローラ電源投入後、初期化が完了するまではコントローラ電源を切らないでください。お客様の作成したデータが破損する可能性があります。
初期化の完了
初期化の完了は下表の状態で判断できます。
TP | 「初期化中です」のメッセージ画面が消えた時。 | |
---|---|---|
I/O | MiniIO専用割付 | 「ロボット初期化完了」、または「ロボット異常」が出力された時。 |
標準モード割付 | 「ロボット初期化完了」、「ロボット異常」または「ロボット警告」が出力された時。 | |
RC3互換モード割付 | 「ロボット電源入り完了」、「ロボット異常」または「ロボット警告」が出力された時。 |
使用言語の設定
コントローラの電源を入れると、使用する言語を選択する画面が表示されます。使用する言語を選んで[OK]を押してください。
1
コントローラ電源を入れると、ティーチングペンダントは使用言語を選択する画面を表示します。
2
使用する言語を選択して、[OK]を押します。
3
次回以降、言語選択画面を表示しないようにするには、「表示しない」を選択して、[OK]を押します。
4
言語切替えを完了するため、ティーチングペンダントに、コントローラをシャットダウンする内容のメッセージが表示されます。 この状態で[OK]を押さずに、コントローラの電源を再起動してください。
上記画面で[OK]を押すと、コントローラは自動的にシステムをシャットダウンします。
その後、コントローラの電源を再起動した場合でも、言語切替えは可能ですが、コントローラがシステムをシャットダウンしている間はコントローラの電源を切らないでください。
システムをシャットダウンが終了したかどうかは、コントローラの型式によって異なります。
コントローラの型式については、"コントローラ型式 "を参照してください。
エンジンボードがEのタイプではない場合
下記画面が表示されたら、システムのシャットダウンは終了しています。
エンジンボードがEのタイプである場合
ティーチングペンダントの画面が白と黒のノイズのような模様となり、ファンの音が大きくなったら、システムのシャットダウンは終了しています。
5
基本画面を表示します。
コントローラの型式でエンジンボードがEのタイプの場合、言語の切り替えを行った後に再起動を行うと、自動的にシステムが3回程度再起動を行うため、起動に3分程時間がかかります。
コントローラの型式については、"コントローラ型式"を参照してください。
ID : 1695