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出力回路構成
パラレルI/Oボードの汎用出力、専用出力の回路構成と接続例を示します。
- 汎用・専用出力回路はオープンコレクタ出力です。
- PLC・リレーコイルなど接続する機器の消費電流は、必ず許容電流以下としてください。
・最大許容吸い込み電流は70mAです。(NPNタイプ)
・最大許容吐き出し電流は70mAです。(PNPタイプ) - リレーコイルなどの誘導負荷は、ダイオード内蔵型(逆起電力吸収用)のものを選定してください。ダイオードが内蔵されていないものを使う場合は、コイルのすぐ近くに、ダイオード1S1888(東芝)相当品を取付けてください。
・ダイオードを外付けにする場合は、ダイオードの極性に注意してください。極性を誤ると、出力回路を破損させるおそれがあります。 - ランプを接続する場合は、ランプの定格を0.5W以下にして暗電流を流す回路としてください。ランプは初期抵抗が小さく、ON時の突入電流により出力回路が破損する場合があるので注意してください。突入電流を下げるため、消灯時に低格電流の1/3以下の暗電流が流れるよう抵抗Rを選定し、接続してください。
- 内部電源を使用する場合、PLCの入力回路ユニットは、電源を内蔵していないタイプを用意してください。
・内部電源の最大許容電流容量は、Mini I/O、Hand I/O、パラレルI/Oの合計で1.3Aです。内部電源を使用する場合は、必ずこの許容値の範囲内でお使いください。 - 使用するケーブルは外部ノイズからの保護のため、多芯シールド線を使用してください。
- 内部電源出力+24Vは接地しないでください。
・内部電源出力+24Vを接地すると、コントローラを破損させるおそれがあります。 - コントローラ電源投入時から3秒間は過渡状態のため、信号として使用しないでください。
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