<< 前へ        次へ >>

ID : 240

Rnd

機能

0以上1未満の乱数を返します。

構文

Rnd[(数式)]

指定項目

数式
省略可能です。任意の単精度実数型データを指定します。

戻り値

0以上、1未満の範囲の値を返します。

解説

数式の値により、下表に示すように処理します。

数式の値 処理
< 0 常に、引数数式のシード値によって決まる同じ数値を返します。
> 0 乱数系列の次の乱数を返します。
= 0 直前に発生した乱数を返します。ロボットコントローラの電源投入後、一度も乱数を発生していない場合は、0を返します。
省略したとき 乱数系列の次の乱数を返します。

関連項目

Randomize

注意事項

初期シード値が変わらない限り、一連の Rnd 関数が返す乱数系列は同じになります。

用例

'!TITLE "0以上1以下の乱数を発生"
' 乱数を1つ発生し、aaaへ格納
Sub Sample_Rnd

  Dim aaa As Single
  Randomize
  
  ' 乱数の取得
  aaa = Rnd

  ' メッセージ出力ウィンドウに乱数を表示
  PrintDbg aaa

End Sub

ID : 240

<< 前へ        次へ >>