SetSingularAvoid  (ライブラリ)  【Ver.2.61 以降】


特異点回避機能を有効化、または無効化します。(6軸専用)


SetSingularAvoid(<有効・無効設定>)


<有効・無効設定>で1を指定した場合、特異点回避機能が有効となり、0を指定した場合、無効となります。
特異点回避機能を有効にすると直線、円弧、自由曲線等のCP補間動作中に5軸が0度近くを通過する時に4軸が大きく回転する挙動を抑制する事ができます。


<pacman.h>ファイルが必要です。


  • 4軸ロボットおよび5軸ロボットでは使用できません。
  • PTP補間動作では機能しません。
  • 機能有効時、動作条件によっては動作中の軌道が大きくずれる場合があります。
  • 特異点回避機能は旧エンジンボードでは機能しません。


PROGRAM PRO1
TakeArm
'制御権を取得
MOVE P,P1
'P1にPTP補間で移動する。
CALL SetSingularAvoid (1)
'特異点回避機能を有効にする。
MOVE L,P2
'P2に直線補間で移動する。
CALL SetSingularAvoid (0)
'特異点回避機能を無効にする。
END