com_encom
【Ver.1.5 以降】

RS-232CポートまたはEthernetクライアントポートを使ってバイナリ通信行うための準備をします。
RS-232Cポートの場合は、バイナリ通信のためにポートを占有します。
Ethernetクライアントポートを使う場合はクライアントポートのオープンを行いサーバとの間で接続を確立します。

com_encom #<ポート番号>
<ポート番号>
出力ポート番号
1:コントローラRS-232Cポート
8~15:Ethernetクライアントポート

バイナリ通信中にWINCAPSⅢなどでPC←→コントローラ間通信を行う際、通信データが交じり合わないようにします。
バイナリ通信が終了したら、com_discomコマンドで通信ポートを開放する必要があります。

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このコマンドを実行したあとで、WINCAPSⅢなどでデータを送信してもバイナリ通信データとして取り扱われます。RS-232Cポートを閉じてしまうことではありませんのでご注意ください。
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Ethernet接続では、このコマンドを実行した後でもWINCAPSⅢとのデータ通信に影響はありません。

com_discom,com_encomを短い間隔で行うと、com_encomでクライアントオープン失敗エラーが発生することがあります。上記用例のように回線未確立を確認するプログラムを使用するようにしてください。
For loopの中でcom_discom、com_encomを使用しないでください。

<EtherNetポート使用時の場合>
PROGRAM sample
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DEFINT Flg
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com_state #8,Flg
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'ポートの状態を取得
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IF Flg=-1 THEN
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'回線未確立なら
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com_encom #8
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'ポートオープン
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ENDIF
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END
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