EXTERN
(ステートメント)
【RC7_Ver.2.2 以降】

他のプログラムで定義されているFOLDER変数を参照することを宣言します。

EXTERN DEFINT <変数名>[,<変数名>…]
EXTERN DEFSNG <変数名>[,<変数名>…]
EXTERN DEFDBL <変数名>[,<変数名>…]
EXTERN DEFSTR <変数名>[,<変数名>…]
EXTERN DEFVEC <変数名>[,<変数名>…]
EXTERN DEFPOS <変数名>[,<変数名>…]
EXTERN DEFJNT <変数名>[,<変数名>…]
EXTERN DEFTRN <変数名>[,<変数名>…]
EXTERN DIM <変数名> <後置子>[(<要素数>[,<要素数>[,<要素数>]])][AS<変数型>][,<変数名>…]

他のプログラムで定義されているFOLDER変数を参照することを宣言します。
FOLDER変数探索方法
-
EXTERNが宣言されているPACが存在するフォルダーにFOLDER変数が存在するか探索する。
-
FOLDER変数が存在する場合は探索終了。
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存在しない場合は2)へ進む。
-
1つ上のフォルダーに移りFOLDER変数が存在するか探索する。
-
FOLDER変数が存在する場合は探索終了。
-
存在しない場合は(2)を繰り返す。
-
フォルダーのトップを探索してもFOLDER変数が存在しない場合はコンパイルエラーになる。
リスト1
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説明
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---|---|
PRO1
EXTERN DEFINT AA
DEFINT AA
END
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リスト1は同じ変数名がPACプログラムの中で宣言されているのでコンパイルエラーになります。
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リスト2
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説明
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---|---|
PRO1
EXTERN DEFINT AA
EXTERN DEFINT AA
END
|
リスト2は同じEXTERN変数名が同一のPACファイルに宣言されているのでコンパイルエラーになります。
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リスト3
|
説明
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---|---|
PRO1
EXTERN DEFINT AA
END
PRO2
EXTERN DEFINT AA
END
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リスト3で別のPACファイルに同じEXTERN変数が宣言されている場合は宣言可能です。
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リスト4
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説明
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---|---|
![]() |
リスト4で別のフォルダーで同じEXTERN宣言されている場合は宣言可能です。
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ペンダントでプログラム編集や、WINCAPSⅢから<マップ/実行プログラム>をコントローラに送信するとEXTERN変数はクリアされます。

FOLDERに記載の用例を参照。